家族と家族を結ぶ儀式

結婚式というのは、家と家を結ぶ神聖な儀式であるということを再認識させてくれるのが、神前式です。こうした考えは、すでに古いと言われるようになって久しいですが、神前式という形で結婚の儀を行うことにより、結婚の尊さを実感することができます。神前式では、親族を中心に参列することになるため、一族のまとまりを強めるとともに、新しい家との結びつきを感じられます。
神社が夫婦の縁の場所となる

結婚式場に併設されているチャペルでの挙式となると、結婚式を終えて再び訪れることはなかなかないものです。しかし、神前式は神社で執り行われることから、子供が生まれたときなど節目節目に訪れることができます。
厳かな雰囲気の中で挙式

なんと言っても神前式は厳かな雰囲気の中で挙式をすることが可能です。古式ゆかしい儀式にのっとって式は進行するため、新郎新婦のみならず、参加者の間でも緊張感があります。すっと背筋が伸びるような感覚を覚えます。
アットホームな結婚式

神前式を寺社で行う場合、スペースに限りがあることから、結果的にアットホームな結婚式になる傾向が見られます。寺社仏閣の中に入場できる人は制限されるため、ほとんどが親族のみで儀式が行われることになるのです。